Googleドキュメントでのpdf作成
Googleドキュメントを用いてオンラインでPDFファイルを作成することができます。
若干ファイルサイズは大きくなり、画面の縦横サイズは限定されますが(正方形のpdfなどは作れません)
感覚的に作成できる方法なので、簡単にその手順を説明します。
PDF作成前には本の全ページ分(表紙を含む)のJPG画像を用意します。
(縦)約1000pixel×(横)約700pixelぐらいのものを用意して下さい。
JPGのファイルサイズの合計がそのままPDFのファイルサイズに反映されるので、画像の画質を確認しながらなるべく小さい容量のjpeg画像を作成して下さい。グレースケール、カラーを問わず大体300Kbyte以下に修まると思います。
Photoshopをお使いの方がJPGを小さく作成するのに「ファイル」メニューの「Webおよびデバイス用に保存」を用いると便利です。
ブラウザで「Googleドキュメント」にアクセスして下さい。
↓
Googleのアカウントを持ちの方は、そのIDで入れます。
ない方は、手順に従って作成しましょう。
アカウントには費用が掛かりませんので、お気軽に作成して下さい。
こちらが「Googleドキュメント」のホーム画面です。「作成」のメニューの中から「文書」を選択して下さい。
ドキュメントのタイトルは「無題のドキュメント」のままで問題ありません。メニューの「ファイル」の中の「ページ設定」を選択して下さい。
pdfの出力用紙サイズを選択します。
サイズが小さいほど、ファイル完成時の容量が小さくなりますが、ここは便宜上「B5」サイズを選択します。
同じページ設定画面で、余白を上下左右とも全て「0」に設定した上で「OK」をクリックして下さい。
ドキュメントの入力画面に戻ります。
本来この画面は文字などを入力して使うものですが、ここでは「画像を挿入」を選択して、jpg画像を貼りつけます。
「画像を挿入」の画面で「アップロードする画面を選択」をクリックして下さい。
ファイルの選択ウインドーが表示されますので、1ページ目のjpg画像を選択して下さい。
ドキュメント作成画面に画像が表示されます。
画像の右下端をドラッグして、用紙サイズに画像が修まるよう縮小して下さい。
キーボードのshiftキーを押しながらドラッグすると、画像の縦横比が維持されます。
行配置で「センター」を選択することで、画像は用紙の中央に配置されます。
メニューの「挿入」から「改ページ」を選択し、jpg画像数のページを作成して下さい。
1ページにつき1画像を貼付けて、「画像を挿入」から「画像が修まるよう縮小」の工程を全jpg画像データ分、繰り返して下さい。
全jpg画像分、貼り終えましたら、メニューの「ファイル」内の「形式を指定してダウンロード」で「PDF」を選択して下さい。
ブラウザが自動的にpdfをダウンロードします。
ダウンロードされたpdfファイル名を電子書籍のタイトルに変更してpdf電子書籍は完成です。
完成したPDFをipadに移送してみました。
左右のjpgの画像サイズや、画像の貼付け位置をうまく調整すると見開きページも「bookman」等のアプリで、このように連続させて表示できます。